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閃輝暗点の話

公開日: : 最終更新日:2015/07/16 病気 ,

 

歯車

芥川龍之介の小説『歯車』より、

「(前略)僕の視野のうちに妙なものを見つけ出した。妙なものを?――というのは絶えずまわっている半透明の歯車だった。僕はこういう経験を前にも何度か持ち合わせていた。歯車は次第に数を殖やし、半ば僕の視野を塞いでしまう。が、それも長いことではない、しばらくの後には消え失せる代りに今度は頭痛を感じはじめる、――それはいつも同じことだった。」

これは、閃輝暗点 という病気の症状を、芥川流に説明したものと思われます。

小説の中の記述ですが、恐らく芥川龍之介自身も閃輝暗点を患っていたのでしょう。

 

私も二十代前半のころからこの病気に罹っています。

視覚の中心から少しずれたところに、何かチカチカとしたものが見え始めます。そしてそれは “C”の字のような形で次第に外側に広がっていきます。はっきりとした”物”のように見えるのではなく、”透明な時のプレデター”のような、という表現で皆様に伝わるでしょうか? とにかく視界の一部が壊れたように感じるのです。それは、20〜30分程度で完全に視界から外れます。

その後、私の場合は軽い頭痛が来るのですが、人によっては頭が割れるほどの激しい頭痛に襲われるようです。

ペース的には、3〜4ヶ月に一度といったところでしょうか。これも人によって違うと思われます。

 

ウィキペディアによると、原因は、脳の視覚野の血管が収縮して一時的に血の流れが変化するため、ということですが・・・ 何で収縮するんでしょうかね?

 

医者に診せたことはありません。数十分で治まるし、数ヶ月に一度しか出ないし。

ただ、運転中だと見えにくくなって非常に危ないんですよね。こればっかりは困りものです。

 

こうなったら、あの映画のように、シュワちゃんにやっつけてもらうしかないですね!?

 

 

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