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介護の資格の話

公開日: : 最終更新日:2015/07/08 介護

平成24年4月の介護保険制度の改正で介護職員のキャリアアップの仕組みがより分かりやすいものへと変えられることになりました。

 

平成25年度からは、それまで実施されていたホームヘルパー2級に代わって、新しく 介護職員初任者研修 が設けられました。これは介護資格の登竜門というべき資格です。取得者は訪問介護を行うことができるようになります。ホームヘルパー2級取得者はこの資格と同等の資格を有すると見なされるので、新たにこの資格を取る必要はありません。取得には、自宅学習を含む130時間の受講を要し、最後には筆記試験もあります。

私は昨年この資格を取得したのですが、筆記試験は普通に受講されている方なら誰でもクリアできるレベルでした。まず落ちる人はいないでしょう。

 

次に 実務者研修 ですが、これは初任者研修を飛ばして最初からこの取得を目指すことも可能な資格です。無資格で介護職に従事されている方で資格を取得したい方はそのほうが受講費用が安くすむかもしれません。取得には、450時間(自宅学習含む)の受講が必要です。ただ、初任者研修修了者あるいはホームヘルパー2級取得者はそのうち130時間が免除となり、さらにホームヘルパー1級取得者は355時間、介護職員基礎研修取得者は400時間が免除となります。

 

その上の 介護福祉士 は国家資格です。受験するためには3年以上の実務経験が必要で、さらに平成28年度からは実務者研修の修了も必須となります。実務経験の3年とは、介護施設などでの従事期間3年かつ従事日数540日以上ということですから、最短最小で考えると3年間を2週で7日ペースくらいですね。

 

さらにその上には、認定介護福祉士という資格ができる予定です。いつできるのかとか、受験に必要な条件などはまだ決定されていないようです。

 

このように、キャリアアップ、言い換えれば給料アップの仕組みが分かりやすくなったことで、介護従事者のモチベーションもアップし、さらにはこれから介護職員になろうという人が増えることにも繋がればいいですね。

介護員養成スクール

ちなみに私は介護職員ではありません。将来の家族介護に備えて受講しただけです。ただ祖父母共にまだ元気なので、学んだ知識が必要になる頃までに多分忘れちゃうでしょうけど・・・

 


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