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桃太郎の話

公開日: : 最終更新日:2015/07/16 伝説 , ,

岡山県民で、吉備津彦命(キビツヒコノミコト) が桃太郎のモデルになったということを疑う人はほぼいないでしょう。

 

温羅(ウラ)という者が吉備の辺り一帯で勢力を持ち好き放題やっていたところ、朝廷から派遣されてきた吉備津彦命によって討伐された、というような話が岡山には伝わっておりますけれども、これが桃太郎の元になった話だとすると、脚色がえげつないですよね。

桃から生まれてませんもんね。おじいさん、おばあさんに育てられたという話もありません。きび団子も出てきません。

ただ、犬、猿、雉のモデルとされる人物はいます。犬は犬養武命(イヌカイタケルノミコト)、忠実だったようです。猿は楽々森彦命(ササモリヒコノミコト)、賢かったそうです。雉は留玉臣命(トメタマノミコト)、鳥を飼っていたらしいです。この三人は吉備津彦の家来だったとされています。団子、貰ったんでしょうか?

 

温羅については、製鉄技術を背景に吉備を支配していたとされているので、朝鮮半島から製鉄技術を持ち込んだ渡来人だったという説が有力と思われます。百済の王子だったという説もあります。身体が大きく、大酒呑みだったようです。それで鬼に例えられていたのでしょう。横暴な温羅に耐えかねた住民が都まで窮状を訴えに行き、彼らを救う為に、崇神天皇は四道将軍の一人である吉備津彦命を派遣したということになっていますが、朝廷としては、温羅の権力が強大になり過ぎないうちに手を打っておこうという危機管理の意味もあったのではないでしょうか。

吉備津彦に討たれた温羅は、首を落とされてからもまだ息があり、その後十三年間うなり声をあげ続けたといいます。とってもエネルギッシュですね。

 

まあ、大昔のことなので、誰にも本当のことは分かりませんが、信じるのは自由です。

私も信じています。岡山県民ですので・・・

 

桃太郎

 

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