水出しアイスコーヒーの話
香りの良さや、すっきりとした味で人気の 水出しアイスコーヒー 、ご家庭でも作っていらっしゃる方は多いんじゃないかと思います。
ただ、専用のポットで抽出する場合、水がコーヒー粉を通過していくのにかなり時間がかかりませんか? 私も1リットル用のポットを使っていましたが、水を入れるだけで数十分もかかって途方に暮れてしまいました。説明書はすごく簡単そうな雰囲気を醸し出していたんですが・・・
という訳で、今は袋タイプのものを使っています。麦茶パックのようにポットに入れて水入れて冷蔵庫に入れて時間がたったら出来上がり。超簡単、お手軽に水出しアイスコーヒーを楽しめます。
今回は袋タイプの水出しアイスコーヒーのうち、4商品を比較してみたいと思います。
写真の左側から順に、
①KEY COFFEE 香味まろやか水出しコーヒー
・購入時価格 :378円
・内容量 :140g (35g x 4)
・豆の原産国 :ブラジル、インドネシア他
・1袋に対する水の量 :500ml
・抽出時間 :4時間
②UCC ゴールドスペシャル 水出しアイス珈琲
・購入時価格 :358円
・内容量 :140g (35g x 4)
・豆の原産国 :ブラジル、コロンビア他
・1袋に対する水の量 :500ml
・抽出時間 :4〜8時間
③TULLY’S ZIPS ICED COFFEE
・購入時価格 :800円
・内容量 :100g (25g x 4)
・豆の原産国 :グァテマラ、ブラジル
・1袋に対する水の量 :350〜400ml
・抽出時間 :6時間
④無印良品 水出しコーヒー 有機コロンビアブレンド
・購入時価格 :450円
・内容量 :90g (30g x 3)
・豆の原産国 :コロンビア、エル・サルバドル
・1袋に対する水の量 :500ml
・抽出時間 :4時間
以上の4商品を、水の量、抽出時間をキッチリ守って作ってみました。
まずは香りを比べてみますと・・・
①、② はどろ臭さがやや強い印象です。ロブスタ種の割合が高いせいでしょうが、これは価格を考えると仕方ないですね。③はほとんどどろ臭さは無く、④は少しありました。価格どおりという感じです。
次は味です。
①は苦味はかなり強めですが、まろやかさも感じます。デスクワークのビジネスマン向けといったところでしょうか。勿論、他の方もどうぞ。
②は①以上に苦味が強いです。そしてずっしりと重みのある味わいです。肉体労働のおじ様にオススメします。勿論、他の方もどうぞ。
③は苦味もありますが、一番すっきりとしていて上品な味わいです。セレブなマダムにピッタリではないでしょうか。勿論、他の方もどうぞ。
④は苦味は抑え目な分、4商品の中で唯一酸味を感じました。フルーティさは一番です。ロハス的な若夫婦が好みそうです。他の方は飲まないでください。嘘です。勿論、他の方もどうぞ。
それぞれ個性はありましたが、どの商品も水出しアイスコーヒーらしいすっきりさがあって、どれも美味しく頂きました。
作り方がとても簡単なので、まだ袋タイプ未経験の方は是非お試しください。
ちなみに私は①か②を買うことが多いです。働くオッサンですので。
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