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脳血管性認知症の話

公開日: : 最終更新日:2015/07/27 介護, 健康

日本の三大認知症の一つで、認知症全体の約二割を占めるのが 脳血管性認知症 です。

 

脳梗塞・脳出血・くも膜下出血などによる脳血管障害によって脳の神経細胞が壊れ、認知症が引き起こされます。脳の広範囲で神経細胞が破壊されるアルツハイマー型認知症とは違い、壊れた部分と全く正常な部分が混在していますので、できることとできないことにはっきりと差が表れます。

 

覚醒水準が低くなるのもこの病気の特徴です。眠たそうにしている時間がとても多くなり、話すことも動くこともゆっくりになります。周囲への関心が薄くなり、何をするのもおっくうに感じます。

そうかと思えば意識がしっかりとし、会話もきちんと受け答えしたり周囲に関心を向ける時間帯もあります。さっきはできなかったことが今はできるということが、周囲の人からすれば、わざとやらなかっただけではないかと疑ってしまいがちですが、これは脳の血流量の影響で起こることですので、ケアする側の人はそれをきちんと理解しておくことが必要です。

 

また、脳血管疾患のせいで認知機能などに障害が出ているということを自分自身で認識しているせいか、自己主張が強くなる傾向があり、他の認知症の人たちと一緒にレクリエーション活動に参加することを強く拒絶したりします。それは「他の認知症の人たちとは違うのだから、自分にはこんな幼稚なことをする必要はない」と感じているからだと思われます。そういう場合には、その人の自尊心を傷つけないようなレクリエーションのメニューを用意して誘ってみましょう。活動しないことで廃用症候群(生活不活発病)になり、脳の働きの低下を招き、症状を進行させてしまうことにもつながります。

 

高血圧・糖尿病・脂質異常症などの脳血管疾患の危険因子の治療をすることで、脳血管性認知症の悪化を防ぐことができます。

 

日頃から運動しておくとか、食事のカロリー制限をするなど、生活習慣の改善が予防になります。

皆さん、運動しましょう!

 

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