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レビー小体型認知症の話

公開日: : 最終更新日:2015/10/03 介護, 健康

レビー小体型認知症 は、日本の三大認知症の一つです。認知症全体の約二割を占めます。

男性のほうが女性より発症率が高いです。

 

1976年に日本の医師、小坂憲司氏によって発見・報告され、1996年に国際的に承認されました。

 

レビー小体とは、パーキンソン病の人の脳に見られる異常な構造物のことです。パーキンソン病では脳の下のほうにある 脳幹 という場所に出ますが、レビー小体型認知症では 大脳皮質全体 に現れます(脳幹にも現れます)。レビー小体が脳のどの場所に出現するかによって、レビー小体型認知症は、脳幹型・移行型・びまん型・大脳型に分類されます。

 

記憶障害に加え、幻覚・幻視・錯覚などの症状が初期から見られます。”天井に椎茸が生えている” とか、”急須が鳩に見える” など、実際にはないものがはっきりと見えたり、ある物も違った姿形に見えてしまうといったことです。

そして、パーキンソン病と同じように、筋肉がこわばる・手が震える・動作が緩慢になる・小股で歩行するといった運動機能障害も現れます。転倒しやすくなるため、寝たきりになる可能性は高まると言えます。

また、夜間睡眠時には、歩き出したり、大声を出したり、暴れたりなど、レム睡眠行動障害という症状が見られることもあります。

自律神経障害もこの認知症の特徴で、便秘や尿失禁を起こしやすくなります。

 

一日の中でも症状の変動が激しく、ついさっきまで普通に会話をしスムーズに動いていた人が、急に意識が飛んでしまったようにボーっとして何も受け答え出来なくなってしまったりします。

 

レビー小体型認知症の人は精神が不安定になることが多く、特に幻視や幻覚が出た時は、周囲の人がそれを否定すると興奮を高めることにもつながりかねませんので、話を合わせるなどして安心させることが重要です。

また、パーキンソン症状によって運動機能が低下しますから、立ち上がり時・歩行時・階段の昇降時などには転倒に充分注意し見守ることが大切です。

 

 

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