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ベルサイユ宮殿の話

公開日: : 最終更新日:2015/08/20 海外

ベルサイユ宮殿

フランス・パリにある ベルサイユ宮殿 の一部がホテル化されるという計画があるそうです。

ベルサイユ宮殿の管理当局は、1680年代に建てられた3つの建物を改装し、高級ホテル会社との合弁でホテル経営に乗り出すことで財務改善を図りたい考えだと、フランスの日曜紙ジュルナル・デュ・ディマンシュ紙は報じています。

老朽化した建物の改修とホテル化するための改装に、日本円で約10〜20億円くらいかかるそうですが、ホテルにする計画が実現すれば人気が殺到することは間違いないでしょう。

宿泊費を考えると一般大衆には到底手が届かないホテルになりそうですね。プレミアム感は確実に世界一です。

 

 

建造

元々はルイ13世の狩猟のための館だった建物に、ルイ14世 は、17世紀を代表する偉大な建築家 ルイ・ル・ヴォー に拡張工事を委ねます。彼は王のアパルトマン、王妃のアパルトマン、”アンヴロップ”(包囲)と呼ばれる建築様式で元からある城館を取り囲む石のファサードを設計しました。

 

ル・ヴォーの後任となった ジュール=アルドゥアン・マンサール は、鏡の回廊、オランジュリー、大共同館、王室礼拝堂、円屋根の木立ち、列柱廊の木立ち、大トリアノン、ノートルダム教会、レコレ修道院といった数多くの建築物を手掛けました。

 

室内装飾家の シャルル・ル・ブラン は、大使の階段、鏡の回廊、平和の間と戦争の間などの装飾でその類まれな才能を遺憾なく発揮し、天才画家としての名声を確固たるものとしました。

 

 

ルイ14世

1682年に政府と宮廷を移してきて以来、ベルサイユ宮殿は絶対王政を象徴する建造物でした。

宮殿には数千人の宮廷人が住み、王の権威の下で独特な階級社会が形成されていました。彼らは宮殿内のエチケット(礼儀作法)に従い、細かい規則によって誰がいつどこで有力者に近づくことを許されるかを管理していたそうです。

 

また、ルイ14世はベルサイユを民衆にも制限なく開放し、階級に関係なく誰でもこの敷地内に入ることができました。

そして自らの手で “ベルサイユの庭園概説” というガイドブックを書き記し発行しました。このガイドブックは現在フランス国立図書館に収蔵されています。

 

 

一世紀の間、王の権威の象徴であったベルサイユ宮殿は、1789年のフランス革命によって王の居城としての役目を終えます。

 

 

現在では世界有数の観光地であり、展覧会やコンサート、演劇、バレエ、オペラなどの催しにも数多くの民衆が集まります。

 

そして今度はホテルにもなり、民衆にも開放されるのでしょうが、現代社会は階級はなくても格差はあり、誰でも宿泊できるということではなさそうです。

 

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