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後楽園の話

公開日: : 最終更新日:2015/09/16 岡山

国の特別名勝に指定されている 後楽園日本三名園 の一つでもあります。

後楽園 南門近く

芝生好きにはたまりません!?

 

歴史

貞享四年(1687年)、岡山藩主 池田綱政 は家臣で岡山郡代官の津田永忠に自らの静養の場として庭園の造営を命じました。

着工から四年後の元禄四年(1691年)には、訪れた藩主の居間として使用されることになる延養亭が完成。

後楽園 延養亭

家臣800人ほどを招いて祝儀のお餅を配ったそうです。

後楽園 延養亭 2

その後も徐々に庭園の整備は進められ、元禄十三年(1700年)に土地の拡大が終わったことで一応の完成を迎えています。

後楽園 沢の池 御野島

 

ただそれ以降も後を継いだ藩主たちによって様々な改修が行われてきました。

例えば、池田継政は唯心山やひょうたん池を作らせました。

後楽園 唯心山

後楽園 唯心山からの眺め

池田治政は藩の財政難から園内の人員を削減するために、園内の田畑を芝生に替えましたが、その二年後には園内東に田畑を再び造っています。

後楽園 井田

 

明治四年(1871年)には当主の池田章政が、それまで岡山城の背後にあることから ”後園” や ”御後園” という名称だったのを、”後楽園” と改めています。これは ”先憂後楽” の精神に基づいて造園されていることによるそうです。

後楽園 岡山城

 

そして明治十七年(1884年)に池田家から岡山県に譲渡されました。

 

昭和九年(1934年)には室戸台風により大きな被害を受け、また昭和二十年(1945年)には岡山空襲により園内の建物の大半が焼失してしまいました。

しかし昭和二十七年(1952年)に茂松庵、昭和三十三年(1958年)に能舞台・観射亭・射場、昭和三十五年(1960年)に延養亭、昭和四十二年(1967年)に栄唱の間の復元工事を終えています。

 

昭和二十七年、特別名勝の指定を受けました。

 

平成十三年(2000年)に築庭三百年を迎えています。

 

 

現在

現在では一年を通じて色んな催しが行われています。

 

一月

1〜3日 初春祭

延養亭での筝曲演奏など。元日は無料で入園できます。

 

二月

初旬 芝焼き

午後1〜3時。

 

下旬 松の菰焼き

午前10時〜10時半。

 

三月

2日 開園記念日

入園無料日です。

 

四月

第1日曜日 御神幸

 

第4日曜日 栄西茶会

 

五月

初め 端午の節句だ!後楽園

 

第3日曜日 茶つみ祭

午前10時半〜、 午前11時半~、 午後1時~、 午後2時~

 

六月

第2日曜日 お田植え祭

午前11時~、 午後1時~

 

七月

第1日曜日 観蓮節

午前4時~8時(早朝開園)

蓮が開花する様子を楽しむ行事。茶席・点心席(有料)があります。

 

八月

夜間特別開園 幻想庭園

午後9時半まで開園時間延長。

幻想的にライトアップされた庭園を楽しめます。

 

九月

旧暦8月15日 名月観賞会

午後9時半まで開園時間延長。

 

十月

第1土曜日 岡山で能を楽しむ会

正午~午後4時

 

下旬〜十一月中旬 岡山県後楽園菊花大会

県内の愛好家が育てた菊の展示。

 

下旬 松の菰巻き

午前9時半~午後3時

 

十一月

3日 後楽能

正午~午後4時

 

中旬~下旬 夜間特別開園 秋の幻想庭園

午後8時半まで開園時間延長。

 

 

今の時期はまだ芝も木々も青々としていますが、もうしばらくすると秋らしく色づいていくものと思われます。

 

季節季節によって彩りを変化させ、全く違った表情をみせてくれるところも後楽園の見どころです。

 

monge_muscat

岡山にお越しの際は是非お立ち寄りくださいませ。



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