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生活不活発病の話

公開日: : 介護, 病気

身体をあまり動かさない状態が続くなどして筋肉・骨・心臓・肺などが衰え、実年齢以上に心身機能が低下していく病気を 生活不活発病 と言います。

廃用症候群 とも言われます。ちょっとイヤな名前ですが、言われます。

 

原因

この病気は活動性が低下することで引き起こされます。

例えば病気や障害などによって1日の大半の時間をベッドで寝て過ごしたり、或いは車いすに座って過ごしたりするなど。

家に閉じこもりがちな生活を送るのも、活動性の低下を招きます。

また、大きな災害の被害に遭い避難所で生活せざるを得なくなったり、自宅で暮らす場合でも被害に遭うまでと同じ生活習慣(趣味・スポーツ・畑仕事など)を送ることが困難になって、身体を動かすことが極端に減ってしまうと引き起こされやすくなります。

 

それから、バランスの良い食事を摂れないような場合は身体に必要な栄養素が不足し、体力・気力が衰えることで活動性が低下し、生活不活発病に繋がることもあります。

 

症状

それでは具体的な症状を挙げてみましょう。

◎筋委縮・筋力低下

◎関節拘縮

◎骨萎縮(骨粗鬆症)

◎心肺機能低下

◎体力低下

◎歩行能力低下

◎起立性低血圧

◎座位耐久性低下

◎静脈血栓

◎腎結石

◎尿路・呼吸器の感染症

◎便秘

◎尖足

◎褥瘡

◎鬱

◎認知機能低下

など、たくさんあります。

 

予防・対応

活動量の低下が原因なので、活動量を多くすることが一番の予防策です。とにかく動くことが大事です。

スポーツや趣味など、家事や日用大工、家庭菜園など、継続して行えることがよいでしょう。

また、地域の社会活動に参加するなど、周囲と積極的に関わるようにすると、なにかと動くことが多くなると思われます。

 

歩行が困難な場合でも、なるべく車いすは使わないようにし、杖や手すりなどを使用しながら可能な限り自らの足で歩くようにしましょう。

 

それから、健康な人は自分の身の回りに生活不活発病やそれに近い状態の人がいれば、積極的に声をかけ動くように促してあげてください。

身体を動かしにくい人は、自分が動くと周りに迷惑が掛かると思って動かないようにしている人も多く、上手に誘って少しでも現状を改善させてあげられるようにしましょう。

”動きにくい” から ”動かない” でいると余計に ”動けない” ようになるという悪循環に陥ってしまいます。

 

高齢者や認知症患者に多い生活不活発病ですが、病気や怪我などによって活動量が少なくなることでも引き起こされますので、若い方でも安心していられません。

 

毎日の栄養バランスを考えた食事で体力・気力を養い、日頃からある程度の運動をして病気や怪我に負けない身体を作りましょう。

 

 
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