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気象の観測の話

公開日: : 気象

ずっと前から気になってました。

 

降水量って、どうやって量るんだろうって。

 

でっかいメスシリンダーみたいなものを外に置いといて貯まった水の量をはかるのかなぁ、なんて思っていたんです。

でも調べてみたら、ちょっと違っていました。

 

 

雨量計

まず、降水量とは何を指すのかというと、

「降水量」とは、ある時間内に降った雨や雪などの量で、降水が流れ去らずに地表面を覆ったときの水の深さ(雪などの固形降水の場合は溶かして水にしたときの深さ)です。(気象庁ホームページより)

とのことです。

 

降水量の計測には雨量計というものを使用するそうです。

普通の雨量計と温水式雨量計の外観

普通の雨量計と温水式雨量計の外観(気象庁ホームページより)

 

広く使われているのは 転倒ます型雨量計 というもので、普通式と温水式があります。

温水式は寒冷地で使われる雨量計です。外筒が二重構造になっていて、ヒーターで一定の温度を保つことで、雪も融かして量ることができるようになっています。

 

計測の仕方は、

転倒ます型雨量計の構造

転倒ます型雨量計の構造(気象庁ホームページより)

受水口から雨が入り、

受水器で受け、

濾水器を通り、

転倒ますに注ぎ込まれ、

転倒ますに降水量5mm相当の水が貯まると、

シーソーのような仕組みで反対側に転倒して、

水を排出します。

転倒した回数によって降水量を計測することができるということです。

 

 

設置場所

正しく計測する為に、雨量計の設置においていろいろと注意事項があるようです。

 

①受水口が必ず水平になるように設置します。

 

②地面や周囲の物からの跳ね返りの影響を受けないようにします。

周囲1mくらいの範囲に芝生を生やしたり砂利を敷き詰めることで跳ね返りにくくなるそうです。

雨量計設置時の一般的な注意事項

雨量計設置時の一般的な注意事項(気象庁ホームページより)

 

③高い樹木や建物によって風が乱れ雨や雪の降り方に変化が生じるため、或いは葉や花びらによって受水口が詰まらないようにするため、高い樹木や建物からは高さの2〜4倍以上(不可能な場合は10m以上)離して設置します。

高い樹木や建物の影響

高い樹木や建物の影響(気象庁ホームページより)

 

④建物の屋上付近では吹き上げ風が発生し、雨も吹き上げられて正しく計測できないので、屋上への設置はなるべく避けるようにします。

どうしても設置せざるを得ない場合は、吹き上げ風の影響を受けにくい真ん中あたりに設置するようにします。

屋上設置における吹き上げ風の影響

屋上設置における吹き上げ風の影響(気象庁ホームページより)

 

⑤寒冷地では温水式や溢水式の雨量計を使用し、ヒーターで雪やあられを融かして計測したり、転倒ますや排水口が凍結しないようにします。

また、雪に埋もれてしまわないように、雨量計をかさ上げして設置するようにします。

寒冷地での設置

寒冷地での設置(気象庁ホームページより)

 

 

知りませんでしたが、雨量計って Yahooショッピングでも売ってるんですね。

転倒ます型のものはかなりのお値段となっています。気になる方は検索してみてください。

 

今回の記事は気象庁のホームページを参考にさせていただきました。

 
いぬのきもち

 

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